ペコちゃん金融

英語・金融の資格試験の受験記録と金融業界の動向についてのコラムを書いています。英語資格は国連英検特A級(2019年8月)、英検1級(2018年6月、東京都上位1%)、TOEIC 990を取得済(2015年10月)。金融はCMA、CIIA、CFA Level Iに合格し、現在2021年5月のCFA Level IIの結果待ち中です。金融業界の分析についてはこれから始めるところですが、投資銀行を中心にメディアの情報を拾い、自分なりの考えをコラム形式で書いていこうと考えています。

英検1級: 一次試験対策

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英検1級一次試験は、推定合格率20%(推定最終合格率10%、推定二次試験合格率50%から計算)の難関試験ですが、合格者数の調整が恐らく大幅には実施されないことから、合格率よりも合格点に焦点を当てて対策することが重要です。合格点はCSE換算で2028点(1科目当たり676点)とだけ提示されており、素点での合格点は受験回や科目別の得点により変わりますが、3科目平均で70%取れればほぼ問題なく合格できます。

 

自分は初めて過去問を解いたときReadingが54%、Listeningが64%と、絶望的な得点率でした。Writingの点数が読めない中で、とにかく各科目の得点を70%に持って行く努力をしようと思い、勉強に取り組みました。約1か月間単語の暗記と過去問の解答に時間を割き、Writingの問題演習を10題こなしたことで、試験2週間前に初めてマーク式2科目の平均得点率が70%を超えました。その後は問題への慣れも出てきて、試験直前には80%前後の得点率が安定して出せるようになりました。2018年度第1回試験では、Reading 35/41、Listening 23/27の各85%の得点率、Writing 31/32の97%の得点率で合格できました(CSE R720、L725、W821、合計2266、英検バンド G+10)。

 

比較的短期間で得点率を上げて合格できたのは、過去問・模試を本番形式で時間内に解き続けたことと、空き時間に単語帳アプリを使って単語を覚え続けたことによると考えています。過去問・模試は合計14回分解きました。Writingには十分な時間を割けなかったものの、幅広い分野について時間を計りながら10題分書いたことで、本番でも時間感覚を持ちながら自信を持って完成させることができました。

 

今後の投稿で具体的にどのような方法で各科目の対策をしたかを書いていきます。ご期待ください!