英検1級: 一次試験対策【リーディング - 語彙問題】
ここではリーディング対策について詳しく書きます。
リーディングは41問あり、語彙25問、空所補充6問、長文読解10問で構成されています。70%の正答率を得るには29問の正解が必要です。語彙と空所補充&長文読解はそれぞれ別の対策が必要なので、分けて書きます。
【語彙問題対策】
語彙問題はほぼ単語を知っているかいないかだけの世界なので、覚えるしかありませんが、有効な対策を講じればその効率は上がると思います。自分は複数の書籍から単語を覚える上塗り方式が適していると思います。勉強用のテキストとしては、下記を使いました。
先ず王道の出る順パス単。ほぼ全ての受験者が持っていると思います。こちらを最初に一通りチェックし、知らない単語に印を付けました。本を持ち歩きながら覚えるのと、知っている単語が含まれているページを眺めるのが非効率だと感じたので、印のついた単語を全て単語帳アプリに入れました。これにより、混んでいる電車の中や本を出せない会社の休憩時間のような細切れ時間に単語を覚えていくことができました。自分は「単語帳メーカー」というアプリを使いましたが、単語をストックしてめくる機能があれば何でも良いと思います。少なくとも自分はこのアプリを使っていて何も不便を感じませんでした。
出る順パス単に載っている単語を覚えつつ、過去問と併せて語彙問題専用の問題集を1つこなしました。
こちらは出る順パス単で覚えた単語で実際にどの程度問題が解けるかを確認するのに有効です。また、出る順パス単に出ていない単語や、出ていても違う意味で出題される単語を確認することができます。自分はこちらを一度全て解いて65％の出来でした。分からなかった単語はパス単と同様に単語帳アプリに入れて覚え、不正解だった問題をもう一度解きました。出る順パス単に載っているにもかかわらず覚えていなかった単語も多く出てしまいましたが、重複を気にせず単語帳アプリに入れて、上塗り効果を期待して覚えました。実際、何度もアプリに登場すると覚える確率が高まりました。
出る順パス単、過去問、語彙問題集に出てきた知らない単語を全て単語帳アプリに入れて繰り返したことで、最初は13/25程度しか取れなかった語彙問題の正答数が試験直前には20点前後まで上がりました。試験本番ではあいにく目標としていた正答率80%の20/25には届きませんでしたが、最低限の目標だった正答率70%の18/25をクリアし、19/25を取ることができました。語彙問題集をもう1回転する時間的な余裕があれば、20点台前半を狙えたかもしれません。
次の回では空所補充問題、長文問題について書きます！
